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「私の行けたが明日の誰かの地図になる」バリアフリー情報共有地図アプリ「Bmaps」(ビ―マップ)

5 2020年に向けて。将来の展望

2020年東京オリンピック・パラリンピックの際は世界中から多くの方々が来日し、日本の製品やサービスにも注目が集まると予想されます。その機会に日本のユニバーサルデザインがグローバルスタンダートとして多くの人に認められれば、日本がユニバーサルデザイン先進国として確立するのも夢ではないかもしれません。そのような大きな目標達成に貢献できるツールとなるよう、まずは国内での情報の充実を図り、誰もが安心して自分の「行きたい」場所へ「行ける」インフラを整えていきたいです。

数値としては、2020年までにスポット登録件数100万スポットを掲げ、点の情報であるスポット情報にナビゲーションを搭載するなど線の情報を加えて面のマップを作り上げることを一つの切り口として、観光にも広げていきたいと考えています。

そのためにも、今後はブレーメンの調査隊を全国各地で開催し、Bmapsに情報を登録していただくことはもちろん、多くの方にBmapsの情報を使っていただくための基盤を整えていきたいです。

日本に来た外国人向けに、すでに英語とスペイン語には対応しており、今後その他の言語対応も検討していますが、アプリを通じて人と人がつながり、外出頻度が増えることにより、経済効果ももたらすという一つの流れができるのが理想です。

情報のバリアを取り除き、誰もが安心して外出できる社会にするためにも、多くの方々にBmapsを使っていただきたいです。

 

取材協力:
株式会社ミライロ

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