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「私の行けたが明日の誰かの地図になる」バリアフリー情報共有地図アプリ「Bmaps」(ビ―マップ)

3 サービスの充実度がわかる19の項目

アプリ内で共有できる情報には、「フラット」や「静か」といった移動や居心地に関する特徴やトイレ環境に関する情報のほか、「補助犬対応」といった内容まで19項目ありますが、その選定には苦労しました。最初はもっと多くの項目がありましたが、どこまで入れるかが悩ましいところでした。そこで、障害者モニターさんに、外出をする時にあったらうれしい情報は何なのかを突き詰め調査し、この19項目に絞り込みました。

中でも特徴的なのはユニバーサルマナーの項目です。ユニバーサルマナーとは、自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもとに行動することで、「何かお手伝いできることはありますか」という気持ちになることを意味しています。入り口に段差はあるけど、接客対応は素晴らしいというお店もあるでしょう。そのようなハード面でのバリアフリーは整っていなくても、障害のある方をお迎えする心構えはできている店舗や施設を利用した人が、どういうことを優しく感じたか、どんな素敵な対応だったか具体的な感想をBmapsに投稿することで、行ってみたいと思える場所が増えれば行動の幅が広がると思います。「ハートの部分、ソフトの面での体制は整っているので、安心しておこしください」という迎える側の思いがBmapsを通じて多くの人に伝わり、利用者が増え、やがては経済効果をもたらすことにも期待しています。

実際のアプリ。デザイン性に優れ情報検索もらくらく
  実際のアプリ。デザイン性に優れ情報検索もらくらく/イメージ

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