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聴覚に障がいを持った児童・生徒への教育支援ツール「こえみる」 NTTサービスイノベーション総合研究所 (1/4)

1 開発の経緯

  私達NTTでは、ICTを活用することで、QOL(Quality of Life)を向上させるような取り組みを行っております。その一環として、「人と人をつなぐ」をコンセプトに、コミュニケーション分野に特化し、障がいのために特別な支援を必要としている方に、ICTを用いたソリューションを開発してまいりました。

「こえみる」はその一つで、聴覚に障がいを持った児童・生徒への教育支援ツールとして、NTTサービスイノベーション総合研究所が開発しました。聴覚障がいのある方のコミュニケーションにおける情報保障を目的とし、それまでに当社が開発してきた音声認識技術を利用して、主に先生の発話内容の文字変換を提供するソリューションです。2015年中の事業化を目指しております。

「こえみる」は2012年から、鳥取、沖縄、横須賀の特別支援学校にて、実際の教育現場でのフィールド実験を実施してきました。実験では、授業中の先生にマイクをつけていただき、先生が話した言葉を電子黒板や児童・生徒用の端末(タブレットなど)に、文字として表示させます。

  評価として、音声認識や通信環境、レスポンスや使い勝手などだけでなく、実際の授業にてご利用いただいた先生や生徒から意見や要望をヒアリングし、そのフィードバックを開発に反映してきました。

  本実験では、開発へのフィードバックだけでなく、「こえみる」を教育現場で活用していただくことの有用性を確認することが出来たと考えています。

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