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高齢者・障害者の介護に役立つ「見守りロボット」(4/5)

4 見守りロボットの機能

  見守りロボットには様々な機能が内蔵されています。施設入所者への声がけや通話のためのマイクとスピーカーのほか、温度・湿度センサー、ガス検知センサー、照度センサーなどの各種センサーも装備しています。

  また、安全に稼働するための360度方位センサーと加速度センサー、さらに床下段差感知センサーと近接距離センサーも内蔵しています。これにより、人や物が近づいたり、段差があったりすると自動的に感知して安全に停止します。低重心のデザインを採用し、極力倒れにくいような設計になっていますが、30度以上の傾きがあると倒れてしまう可能性もあります。倒れてしまうとスタッフに通知します。

  見守りロボットは電動ですが、充電は備え付けの充電ステーションとの接触充電で可能です。電池が減ってきたらロボットが充電ステーションに向かい、自動的に充電を完了します。そのためコードの抜き差しなどの作業も必要ありません。

  ロボットの上部にとりつけられた赤外線カメラからの映像は、見守りスタッフ向けの管理端末によって、緊急時以外でもリアルタイムの映像を表示することが可能です。遠隔からロボットを操作することも可能で、前後左右への走行を操作したり、巡回を設定指示できます。ロボットに内蔵したセンサーからの温度・湿度照度などの情報をモニターすることももちろん可能です。

  ロボットの巡回ルートは、管理端末のマップビューによって施設の見取り図を表示し、そこに実際の巡回経路を設定します。それぞれの介護施設ではそれぞれ広さや間取りが異なりますが、これによってその現場に適した経路を設定して運用します。マップビューでは巡回経路の設定のほか、見守りロボットの自動経路走行の軌跡を表示することも出来ます。

  見守りロボットにはWifi無線アンテナもついていて、携帯電話の端末とはWifiを通じてやりとりが可能です。緊急時の通知などもWifi接続を通じて行えます。

見守りロボットの充電機能、段差自動停止機能、通信機能の説明図
見守りロボットの充電機能、段差自動停止機能、通信機能の説明図

見守りロボットの動画説明
(動画を見る場合は上の画面の左下の三角矢印をクリックしてください)

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