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「ワンセグ・オーディオ・レシーバー」の研究開発について(5/5)

5 普及に向けた取り組み

 ワンセグ・オーディオ・レシーバーは、2012年10月に正式発売しました。必要な方にいかに製品の情報を伝えるかが課題と認識し、社会福祉法人日本点字図書館社会福祉法人日本盲人会連合社会福祉法人日本ライトハウスなど視覚障害者関係の団体で取扱いを開始しています。「視覚障害者向け総合イベント サイトワールド2012」「全国ライトハウス展 全国ロービジョンフェア2012」などにも出展しました。
 視覚障害者の方たちにとって便利な機能を付けたために、少々価格が高くなってしまったことも課題です。購入を考えている方から、自分の住む自治体に問い合わせたところ、日常生活用具として給付が認められていないことがわかり、がっかりしたという意見もいただきました。日常生活用具の給付対象に採用するかどうかは各自治体が決定するので、自治体によって差があります。多くの方に使っていただくためには、自治体にまず製品を知っていただけることが求めめられます。これからよりいっそうの周知徹底に努めてまいります。

取材日:
2012年12月
取材協力:
加美電子工業株式会社

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