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現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者支援サービス・取組 > 身体に障害がある人の生活を便利にする学習型赤外線リモコンのアプリケーションを開発

身体に障害がある人の生活を便利にする
学習型赤外線リモコンのアプリケーションを開発(5/5)

5. ものづくりへのこだわりを教えてください

お客様からのニーズに答えた製品化のアイデアはいつも考えています。でも、だいたい100のアイデアを考えた中から1つが商品化されるくらいでしょうか。この事業は社会貢献的な意味合いが大きいのですが、やはりこだわっているのはビジネスです。アシスティブ・テクノロジーのマーケットはたしかに狭いのですが、ビジネスでないと循環していかないからです。欧米にはよい製品がたくさんあるようですが、私はもっといいものが国産でできると考えているので、海外の事情はあまり調べないようにしています。今回の赤外線学習リモコン「なんでもIR」も製品のアイデアを日ごろずっと考えていて、それを思い続けていたから、開発のチャンスをいただけたのだと思います。これからもユーザーのニーズに応えたものづくりにこだわり、自社製品を作り続けていくつもりです。

2008年1月から、オランダのイグザクトダイナミクス社製新型ロボットアーム「アイ・アーム」の輸入販売を始めました。上肢に重い障害のある方の自立を支援する軽量のロボットアームです。日本はロボットの研究分野では進んでいるのですが、製品化するパワーが不足しているように思います。昨年末に産業技術総合研究所の技術移転認定ベンチャーとしてライフロボティクス株式会社を立ち上げました。これから数年間は、国産の福祉ロボットの開発に力を注いでいこうと考えています。

テクノツール株式会社 島田努さんの写真

取材日:
2007年12月21日
取材協力:
テクノツール株式会社
http://www.ttools.co.jp/index.html
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

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