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AMラジオ利用の音声案内システム「てくてくラジオ」(6/6)

6. 今後の展開はどうお考えですか?

視覚障害者だけに限定しない使い方

「電源や音質の問題など、さらにいいものを目指しての改善点はもちろんありますが、システムが簡単で安価なので、導入しやすく、他のシステムとの併用や組み合わせもしやすいと思います。より多くの施設にこのシステムが採用されることを願っています。公共施設をはじめ、病院、鉄道の駅、バス停など、さまざまな場所が想定できますね。視覚障害者の方をメインと考えるだけでなく、歴史的な街の観光ガイダンスとしての利用や、テーマパークなどでの楽しみを付加する使い方など、視覚障害者の方に限定しない使い方が広がるとよいと思っています。」

既存の技術、装置をうまく利用して

「こうしたシステムは普及するのに時間がかかります。ハイテクに頼りすぎるシステムや装置は、結果的に利用者を限定し、普及をさまたげる可能性が高いです。既存の技術、装置をうまく組み合わせて利用しながら、情報バリアフリーが進むとよいと思います。」

最後に、田中さんから、このサイトをご覧になっている皆様へのメッセージをいただきました。

「『てくてくラジオ』の普及は、ようやく緒についたところです。これまで多くの方にこのシステムを体験していただいていますが、とても高い評価をいただいています。ぜひ応援してください。」

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取材日:
平成17年7月13日
取材協力:
株式会社計画技術研究所 松江事務所所長 田中隆一さん
田中隆一さんの写真
所属 NPO法人プロジェクトゆうあい理事
その他多数の肩書きを持つ
仕事 まちづくりのプランナー
資格 技術士(都市及び地方計画)/一級建築士
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

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