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あったらいいなを具現化!「のりかえ便利マップ」で社会をサポート(3/4)

3. 「のりかえ便利マップ」を思い付いたきっかけは

ある駅で長男を乗せたベビーカーを押しながら、エレベーターを探してホームの端から端まで歩いたことがありました。夏だったこともあって、子どもも私もぐったりしてしまったのです。
この経験から、あらかじめ駅の構造がわかれば苦労はしないで済むのにと、「のりかえ便利マップ」を思いつきました。

当時の営団地下鉄(帝都高速度交通営団、現在の東京地下鉄株式会社、愛称は東京メトロ)は256駅もあり、ひとりで調査したので終わるまで5カ月間もかかってしまいました。

南北線の乗り換え口が書かれたメモなど
写真7 ひとりで駅を調査した当時のメモ

現在でも、設備が追加されたり新しい駅ができたときはもちろん、年に一度は全ての駅について見直しを行い改良を重ねています。

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