サイトマップ - ヘルプ - お問い合わせ
 
 
現在位置: トップページ > トピック記事 > 成果発表会 > 令和元年度 NICT情報バリアフリー助成事業 成果発表

AI翻訳・音声入力技術を活用した手話翻訳・多言語翻訳ユニバーサルデザインコールセンターサービスの開発

株式会社ビューティフルワンズ

詳細

成果展示・成果発表の詳細
事業名 AI翻訳・音声入力技術を活用した手話翻訳・多言語翻訳ユニバーサルデザインコールセンターサービスの開発
事業者名 株式会社ビューティフルワンズ
成果概要 劇場型コンテンツを聴覚障害者の方でも健常者と同じように楽しめるタブレットと音声透かしを利用した字幕サービスの開発について紹介します。
弊社が持つタブレット字幕サービスのノウハウを利用して劇場型コンテンツへの字幕サービス提供のみならず、観光など様々な分野でのタブレットの活用を行っています。
またこれに加え、5G手話通訳・多言語翻訳コールセンター「コイネ」を開発し、NTTドコモとのパートナーシップによって5Gインフラにて実証実験を実施しました。
成果発表概要 弊社が提供する劇場型コンテンツ字幕サービスは現在見ている劇場型コンテンツ(例えば能楽堂での能公演、ミュージカル、演劇など)を主に聴覚障害者の方に楽しんでいただくために、現在見ているコンテンツの内容や出演者のセリフをリアルタイムに表示するタブレットを貸与するサービスです。演目上の音声に付随する字幕情報(原文、現代語訳、外国語、解説字幕などを切り替え表示可能)をタブレットに表示させながら観覧していただきます。

能楽堂例 タブレット

字幕ページは舞台の進行に合わせて自動的に切り替わっていくので、聴覚障害者だけではなく、初心者や外国人など幅広い顧客層に劇場型コンテンツを提供することが可能となります。
2019年に文化庁が「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」を施行しました。この法律において文化芸術の鑑賞の機会の拡大が明記されており、特に障害者が文化芸術施設を円滑に利用できるように文化芸術の作品等に関する音声、文字、手話等による説明の提供の促進を挙げています。2020年のパラリンピックも控え、今後字幕機器やガイド機器の需要拡大に対して、弊社はICTやIoTによる貸し出しと機材・コンテンツ管理の効率化を通じて低価格でのサービス提供を目指しています。
コイネはテレビ電話、音声入力、筆記会話、AI翻訳の機能を搭載しております。これらの機能を用いて手話通訳の遠隔化、文字媒体による会話、AI翻訳による多言語対応という機能を取り揃え、主に文化観光施設や商業施設における問い合わせ窓口の役割を担うサービスです。

オペレータ端末 お客様端末

このサービスは劇や国際会議などにも応用の範囲が広く、最大の特徴はストレスなく低遅延のサービス運用をさせる5Gインフラを前提としている点にあります。5Gによる高速の無線通信によって設備に変更や増築を施す必要がなく、5G端末があればどこにでも設置することができます。
参考資料

ページの先頭に戻る

成果発表へ 発表内容の一覧へ

 

以下は、このページの奥付です