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現在位置: トップページ > トピック記事 > 成果発表会 > 令和元年度 NICT情報バリアフリー助成事業 成果発表

聴覚障害者向けX線検査支援システム追加機能の手話対応および心臓CT検査支援システムの開発

株式会社アイエスゲート

詳細

成果展示・成果発表の詳細
事業名 聴覚障害者向けX線検査支援システム追加機能の手話対応および心臓CT検査支援システムの開発
事業者名 株式会社アイエスゲート
成果概要 聴覚障がい者の方々が安心して]線検査や放射線治療を受けることができるように、]線検査や放射線治療に関する指示を視認(文字/アニメーション情報等/手話)できる支援システムの開発
  (1)手話への対応
   @胃部X線検査の説明動画への手話対応
   Aがんの放射線治療時のコンテンツへの手話対応
  (2)心臓に関するCT検査への対応
聴覚障害者でも安心して心臓CT検査時の支援システムの開発
成果発表概要 弊社が情報バリアフリー事業に取り組む背景と弊社の情報バリアフリー事業について説明させていただきます。
 1.死亡原因と医療費
  日本における死亡数1位は「がん」で、2位は「心疾患」です。国民医療費も年々増加している状況です。
 2.聴覚障害に関する現状
  わが国の難聴者の数は1,944万人で人口の約15%に上ります。
  聴覚障害者にとって利用困難な施設の1位は病院と言われており、聴覚障害者は余程のことがないと病院に行かないと言われています。
 3.弊社の情報バリアフリー事業
  このような背景から弊社では医療における聴覚障害者を支援する情報バリアフリー事業に取り組んでいます。
  平成28年度、平成29年度の情報バリアフリー事業で研究開発して製品化したのが胃部X線検査支援システム『e-検査ナビ』です。

e-検査ナビ

   e-検査ナビには、「イラストや文字による指示内容の見える化」「簡単操作」「多言語対応」といった特徴があります。

指示内容の見える化 簡単操作 多言語対応

e-検査ナビは全国21施設に28台が導入されています。
『e-検査ナビ』は新規性の高い優れた商品として、ありがたいことに、東京都の認定商品に選ばれております。
平成29年度、平成30年度の情報バリアフリー事業では、X線を用いるがん検診を聴覚障害の方々が安心して受診できるようにするための支援システムの開発と製品化に取り組みました。

e-検査ナビPLUS

令和元年度の情報バリアフリー事業では、胃部X線検査の説明動画やがんの放射線治療時のコンテンツの手話対応を行いました。
また、心臓に関するX線検査への対応、心臓CT検査時の支援システムの開発を行いました。

手話対応 心臓CT検査支援システム

弊社では『e-検査ナビシリーズ』の収益金の一部を活用して、「胃部X線検査の流れ」の字幕・手話付き動画の弊社ホームページへの公開やDVD化した動画を全国の聴覚障害者情報提供施設への寄贈などの社会貢献活動にも取り組んでいます。
『誰もが、どこでも、安心して より良いX線検査や放射線治療を受けられるように』これからも尽力していきたいと考えております。
※事業成果の詳細は参考資料を参照ください。
参考資料 成果発表会資料

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