NICTイノベーション推進部門 知財活用推進室
展示名称 | 75.8MHz音声アシスト用無線電話送信機 |
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出展者名 | NICTイノベーション推進部門 知財活用推進室 |
展示概要 | FM放送と同等な音質(但しモノラル)で、視覚障害者向けに歩行支援情報を音声同報するための送信機です。使用周波数は日本のFM放送帯の直下(75.8MHz)のため、受信周波数範囲がアバウトなアナログFMラジオや海外仕様のラジオで受信できます。特定小電力無線のため免許や資格が不要なものの微弱電波を使うFMトランスミッターより高出力で無指向性アンテナにより約500m先まで受信できます(計算上)。また音声ファイルによる定型アナウンスのほか、ライン入力端子を備えているためライブ音声の入力も可能です。展示会場では、持参していたFMラジオで実際に受信できることを確かめ喜ばれた視覚障害者の方もおり、視覚障害者が持ち歩くケースの多いダイヤル式アナログラジオで受信できる音声同報の有効性が確認できました。2020年のパラリンピック東京大会に向けて、普及を目指します。 |
参考URL | 移転可能な技術例(NICTサイト)「FMラジオで受信可能な特定小電力無線電話送信機」 |
成果展示の様子 |
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原本作成日: 2016年1月25日; 更新日: 2019年9月20日;