ICT端末活用の手話通訳サービスが始動〜名張市障害福祉室〜
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4 情報保持のため周囲環境の映り込みを避ける工夫が必要

試験運用機関の5か月間を通して、特段問題もなく19件の問い合わせにスムーズに対応することができました。しかし、同時に課題も浮き彫りになりました。大きなところでは、市役所側の情報保持の問題です。私は手話通訳者の業務以外に、事務も担当していますので、デスクはオープンスペースにあります。そこには、いろいろな資料やファイルが棚に置かれているため、動画に映り込んでしまう可能性があります。

そのため、聴覚障害者からコンタクトがあると、倉庫スペースに駆け込んで、映り込んではいけないものが周囲にないか確認してから着信を受けるようにしました。私が個室スペースなどで仕事ができればスムーズかとも思いますが、そこまでの利用頻度もないので、本格運用以降もしばらくはこのやり方で進めていくと思います。また、「LINE」で動画が使えると知らない方も多いので、使い方の周知も進めていきたいと考えています。

改善点は挙げられますが、費用としては、タブレットの通信費で月々1000円から2000円に抑えられているためランニングコストもそれほどかかりません。やはり「LINE」や「Skype」を活用した手話通訳サービスはとても画期的だと思っています。手話やその他のコミュニケーション手段にまつわる条例が制定されたことで、行政としてこうしたサービスの導入も審議しやすくなったと思います。これからも、名張市の聴覚障害者の暮らしやすい環境を整えていくために尽力していきたいですし、成功事例を全国に広めていきたいと考えています。

タブレットでの手話通訳サービス活用中の様子
  タブレットでの手話通訳サービス活用中の様子

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