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LPWAを活用した高齢者見守り捜索GPSサービス「LiveAir」

3 「LiveAir」の存在が高齢者と、その家族の安心につながる

「LPWA」が本格的に普及したのは、2017年のことです。まだまだ新しい技術なので、販売までに技術の検証も含め、自治体の徘徊模擬訓練に参加させてもらうなど実証実験を重ねています。こうした実験では、ご家族や介護事業者、地域住民の皆さんに端末やシステムを触ってもらうことで、ICTを利用した捜索の優位点を感じていただけるきっかけになりました。

すでに導入している個人や施設の反響としては、これまで個人ができる捜索の手段が乏しかったという声が多く聞かれました。知らない間に出ていって帰ってこなくなり、どこに行ったかも分からないので、「LiveAir」があるだけでありがたいと言われることも多いです。個人ベースでの課題解決に役立っている実感はあります。

かたや課題としていただくのは、GPS端末を見守り対象者に持たせるのが大変で、常備させるのが難しいという声です。現状、カバンの中に入れる方が多いようですが、徘徊で持参するとは限りません。そのため、靴底サイズのものや、鍵のキーホルダーくらいのサイズに改良したいと考えていますが、GPS端末は電池の大きさが大部分を占めています。現状は電池サイズの関係で実現が難しいですが、改良の余地はまだまだあります。

また、地域での見守りという仕組みを、どう実装していくかという課題もあります。家族と同居されている方ばかりではなく、独居の方もいらっしゃいますし、家族が離れて暮らしているケースもあります。老老世帯や単身世帯が今後も増えることが予想されますので、誰がどう責任をもって見守りを運用していくのか、地域ごとに状況も異なりますので、適切なモデルケースを見つけ出すには時間も必要です。

ただ、人手が不足していたり、運用の手間を省いたりと、物事を円滑に進めていく手助けをするのがICTの役割だと思っていますので、地域での見守りのモデルケース創出は突き詰めて検討していく必要があると考えています。

2017年9月に長野県大町市・栄町老人会の協力のもと、「LiveAir」を活用した見守り・捜索実証実験を行ったときの様子
  2017年9月に長野県大町市・栄町老人会の協力のもと、「LiveAir」を活用した見守り・捜索実証実験を行ったときの様子

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