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LPWAを活用した高齢者見守り捜索GPSサービス「LiveAir」

1 新時代の通信技術「LPWA」で「低消費電力」「低コスト」「低価格」を実現

私は2014年2月に会社を立ち上げるまで、医療介護業界に従事しており人材紹介に携わっていました。その時は、主に介護業界の人手不足にまつわる課題解決に向けて尽力していたんです。しかし、業界全体を変えなければ、課題解決には至らないと考えるようになりました。そこで、介護の現場に変革をもたらすITサービスを新しい切り口で開発したいと、一念発起して起業に踏み切りました。

手掛けるべきITサービスを具体的に考えた時に、浮かび上がったのが高齢者の見守りや捜索におけるソリューションです。GPSを使って所在を確認するサービスは、すでに様々な企業が開発していました。しかし、従来のサービスを普及させるにあたって障壁になっていたのは、「消費電力」「コスト」「価格」の3点です。

たとえば、従来は無線通信手段として大きく分けると「携帯回線」と、Bluetoothやビーコンなどの「近距離無線」の2つでした。携帯回線はGPSの位置情報を送ることができますが、携帯で使う回線なので消費電力が大きく、頻繁な充電が必要になります。また、回線の速度も速いので、通信費用も高めに設定されています。

一方で、「近距離無線」については、通信費用こそ無料ですが、10メートルから20メートル程度の距離でしか通信できません。そのため、行方不明者を捜索するとなれば、街中のいたるところに受信機を設置する必要があるなど、ネットワーク構築コストが膨らみます。これらを踏まえると、双方の通信方式にメリット・デメリットがあることが分かりました。

そこで注目したのが、「LPWA」という新しい通信技術です。LPWAは消費電力が低く、無線通信距離が1キロメートルから3キロメートルと、近距離無線よりも長い点が特長です。通信速度とデータの送信量を抑えて、低消費電力という利点を得る規格の技術になります。見守りサービスは、GPSの位置情報を送るだけなので、最低限の通信速度で問題なく、見守りサービスに適した通信技術であると知り、これを活かしたアプリケーション「LiveAir」の開発に踏み切りました。

従来の通信技術「近距離無線」「携帯回線」と、見守り捜索サービス「LiveAir」に採用した「LPWA」を比較
  従来の通信技術「近距離無線」「携帯回線」と、見守り捜索サービス「LiveAir」に採用した「LPWA」を比較

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