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「私の行けたが明日の誰かの地図になる」バリアフリー情報共有地図アプリ「Bmaps」(ビ―マップ)

2 Bmaps利用のメリットやほかのバリアフリーマップとの違い

最近では、交通機関や大型商業施設のバリアフリー情報は公開されるようになってきましたが、規模の小さい飲食店や個人店舗のバリアフリー情報を得る手段はなく、車いすユーザーは、毎回店舗に電話をして問い合わせをする必要がありました。Bmapsは、アプリ内に必要な情報を統合できるので、「行きたい」場所へ安心して「行ける」環境を創ることができます。

既存のバリアフリーマップは、車いすユーザーが求めている情報に特化しており、多くの人に広がらないことが課題でもあったので、Bmapsでは、できるだけ多くの方々が求めている情報を集め誰もが気軽に利用できることを心がけています。例えば「静か」という項目は、非常に抽象的で、投稿する人の感覚によるものですが、100人が静かと感じていたらそれはおそらく静かな場所というように、数によって整合性を担保していくことができるのも特徴の一つです。バリアフリーマップを独自に作成している自治体から、情報の更新やメンテナンスに時間がかかるというご相談をよく受けますが、その点、Bmapsは情報更新をユーザーがしてくれるのでそのハードルは下がります。 また、弊社では、「ミライロ・リサーチ」(以下MR)という、障害のある人によるモニターリサーチサービスも行っています。障害のある人の声を企業に伝え製品化やサービスの向上に努めると同時に、リサーチに対するお金を調査料としてお支払いをしており、将来的には、障害者の雇用創出にもつなげていきたいです。健常者ではカバーできない地域の投稿、情報の精査、問い合わせ対応を行うサポートなどは障害者ならではの視点が必要なため、Bmapsを通して障害のある方が活躍する場を創っていきたいです。

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