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みんなでつくるバリアフリーマップ

2 車椅子ユーザーの外出の現状

車椅子ユーザーは事前に行き先の状況を下調べしてから出かけることがほとんどですが、これらの車椅子ユーザーに必要な情報はあちこちに分散されていてつながっていません。ほとんどの観光地には手書きなどの地図がおいてありますが、現地に行かなければ入手できないことがほとんどです。事前にインターネットで調べようと思っても、ホームページがなく情報収集が困難な所も。それによって外出の機会も気力も失せてきてしまうこともありますし、勇気を出して出かけても大変な思いをすることがあります。例えば私の場合、4.5センチメートルまでの段差は自力で乗り越えられますが、さすがにストリートビューではそこまで確認できないので、新しい場所にいくときは、まずは夫をはじめとした周囲の人と一緒に移動してみます。その後は経験があれば一人で行き来ができるようになるといったように、段階をわけて行動しています。

車椅子ユーザーが一人で出かけて、困ったときにすぐにSOSを出せる社会になれば一番いいのですが、完全にそういう状態に持っていくのはすぐには難しいため、個々の車椅子ユーザーが自分で動ける範囲を開拓しているのが現状だと言えます。

この現状を変えていきたいと「車椅子ウォーカー」を始めたときは、自分でできるだけたくさんの情報を集めようと思ったのですが、北海道や沖縄など自分の生活圏外の情報はやはり住んでいる人のほうが豊富です。でも、詳しい人からの情報をつなぎあわせて組み合わせていけば、下見が難しい遠方でも出かけることが可能ですよね。現在、東京近郊はバリアフリー化が進んでいますが、他県では、観光や食事を楽しむことまで行きつけず、結局は駅構内で過ごす程度で終わってしまったり、観光地に行っても散策できないこともあります。せっかく出かけても十分に活動できず帰ってくるのはもったいないので、それらのデメリットを解消することも今回のプロジェクトの目的の一つとなっています。

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