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手話CG技術 〜将来の手話サービスの充実を目指して〜(4/4)

4 今後の課題

 これまで開発した手話CGについて、障害者の方々からのご意見として、気象情報に関してはおおむね大意は通じる、という声をいただいています。しかし一方で、課題もあります。

 例えば、顔の表情です。手話では、手の動きだけではなく顔の表情も重要ですが、手話CGでは、その表現がまだ十分ではありません。

 また、手の動きも、本物の手話キャスターと比較するとスムーズではありません。一般に手話の表現には、手の動きの速さに変化をつけて強調などを表現していますが、手話CGではそれに比べ、一本調子の速さになっています。

 これらの課題解決に向け、引き続き、研究開発を着実に進めるとともに、緊急時の気象情報の第一報に手話CGによる自動通訳が使えるように、基礎技術をしっかりと確立させていこうと考えています。

NHK放送技術研究所 手話CG技術の動画説明
(動画を見る場合は上の画面の左下の三角矢印をクリックしてください

取材日:
2013年10月
取材協力:
NHK放送技術研究所

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