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文字と音声でコミュニケーションを円滑にする―聴覚障がい者支援アプリ「こえとら」(3/4)

3 「こえとら」の多様な利用方法

 「こえとら」は、スマートフォン特有の直観的な操作とすぐれた音声認識機能で、誰でも簡単に利用できます。

 質問をしたいときは、まずその内容を文字で入力します。すると、その文章に音声が合成され読み上げられます。健聴者が、その質問に対する答えを端末に向かって話すと、その音声も文字化され画面に表示されます。質問する際の文字入力の手間を省きたいときは、定型文やあらかじめ登録しておいた文章を表示させることができます。「ありがとうございます」や「私は耳が聞こえないので、これを使ってお話させていただきます。よろしいですか?」など、よく使うフレーズを登録しておき、必要な時に選んでタップするだけで画面に表示できます。

 音声だけでなく、ワンタッチで地図を表示することもできます。地図で分かりにくい場所や地図にないような場所は、画面に指で地図をかくこともできます。会話はそれぞれの端末に履歴として残ります。

 「こえとら」は、メールやLINEのように絵文字を利用することもでき、感情も相手に伝えやすくなっています。発話数がポイントとなって、ポイント数に応じた絵文字が使えます。アプリの中の機能を使えば使うほど、使用できる絵文字の種類も豊富になるような仕様にしています。これは、「こえとら」を楽しんで使ってもらい、利用回数を増やす工夫です。

 6月のリリース以来、ダウンロード数、利用回数ともに堅調に伸びています。

こえとらのダウンロード数と利用回数が増加していることを示すグラフ
  こえとらのダウンロード数と利用回数が増加していることを示すグラフ

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