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障害や病気による困難を抱える若者を支援するDO-IT Japanの活動(2/5)

2 DO-ITJapanのプログラム

 DO-ITJapanのプログラムには、高校生向けの夏季大学体験プログラムを中心として、さまざまなプログラムがあります。
 夏季大学体験プログラムは、8月に4日間の合宿形式で開講します。毎年募集して、選抜されたメンバーが参加します。「DO-ITと未来」、「大学生活と自立」、「学習や仕事に生かす支援技術」、「支援機器を活用する」、「障害と社会を知る」、「将来の夢を考える」などのテーマが設けられ、実際に障害に合わせたIT支援機器について学んだり、大学の講義を受けたりします。
 2011年度の夏季大学体験プログラムでは、「Windowsのアクセシビリティ機能を使いこなす」「思考の整理を助けるテクノロジー(Visio)」、「OneNote+ICレコーダー+携帯カメラで生まれるデジタルノート術」などの講義がありました。プログラムには、目標とした大学への進学を果たした人や、すでに社会人となった先輩たちも参加してきます。講義をしたり、一般公開シンポジウムの話題提供者となって、自身の受験体験や、大学でのテクノロジーの利用や大学生活について発表します。
 参加した高校生たちは夏季大学体験プログラム参加後も、年間を通じてメールやチャットミーティングを使い、さまざまなテーマについて仲間と議論したり、専門家に相談したりすることができます。
 大学生になってからもフォローは続きます。秋季大学生リーダー研修のプログラムや就労に向けたプログラムで、スポンサー企業のオフィスを訪問するなどの体験をしています。
 また、小学生向けのプログラムも始めています。小学生プログラムは、読み書きに困難を抱える子どもが参加します。読み書き鉛筆やノートを使わず情報通信端末で学習する方法を体験するのです。動画や録音機能で先生の話をメモするなどして、授業を受けることができます。
 2013年度のDO-ITJapanは、4月頃ウェブサイトやチラシなどで募集告知されます。

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