サイトマップ - ヘルプ - お問い合わせ
 
 
現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者支援サービス・取組 > 障害者雇用促進のためにできること(NTTデータだいち)(3/4)

障害者雇用促進のためにできること(NTTデータだいち)(3/4)

3. WEB事業部の在宅業務について

先程も説明しましたが、Web事業部では、在宅勤務であるeスタッフが中心となって業務を行っています。作業環境は、各メンバーの自宅で、それぞれシンクライアント端末(※)を用い、本社の端末にアクセスしながら作業を行うことで、セキュリティの確保を図っています。

メンバーの構成は、年齢も経験も障がいもバラバラです。そんな中、メンバーの得意なスキルや適性を見極めながら3つあるグループのいずれかに配属し、各グループリーダーの作業指示に対してどういう風に対応していったらいいか、「報連相(報告・連絡・相談)」じゃないですけれど、在宅勤務という特殊な環境での協働のしかたをOJT(On-the-Job Training)により学んでいってもらっています。

仕事の内容も、お客様のWebサイト構築から、NTTデータ内のイントラネットサイトの構築、既存サイトの更新、データ入力など、いろいろなものがあります。初心者は、既存サイトの更新作業やデータ入力から始めてもらい、経験を積んだところで、納期や品質が厳しく求められるサイトの構築を担当してもらうなど、メンバーのスキルや適正を絶えず見ながら、仕事の割り当てを考えています。

あとは、本人の「仕事をやりたい」というモチベーションも大きく影響します。「新しい業務にどんどんチャレンジしたい」「リーダーをやってみんなを引っ張っていきたい」という人もいれば、「自分はこつこつとやるのが得意」という人もいる。そういうことを月1回の面談で聞いたり、物理的に会うのは難しくてもTV会議等で話し合ったりしています。

勤務管理は、メールベースです。日報、週報を出してもらうほか、リーダーが各メンバーの業務の進捗をチェックし、遅延状況や各自の体調などを随時把握できるようにしています。また、メンバー自身にも、現在の忙しさをABCで表すツールを使って自己申告してもらうようにし、リーダーたちはそれをアラーム代わりに、個々にコミュニケーションをとりながら、安定した体制を維持するよう努めています。

(※)シンクライアント端末とは、ハードディスクなどの二次記憶装置等をつけず、最小限のシステムソフトウェアを搭載している端末PCのこと。ほとんどの処理は、ネットワークで結ばれたサーバ側に集中させている。

ページの先頭に戻る

前へ 目次へ 次へ

 

以下は、このページの奥付です