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マルチメディアDAISY版教科書の提供
(日本障害者リハビリテーション協会) (1/4)

1. マルチメディアDAISY版教科書の開発経緯

日本障害者リハビリテーション協会では、これまで、様々な障害がある方、とりわけ読み書きが困難なために学習に支障をきたしている児童や生徒に向けて、DAISYの開発と普及に取り組んできました。2008年9月に、教科書バリアフリー法(※)が施行されたタイミングで、DAISY版の教科書の製作、提供を開始。2009年からは12団体の協力でDAISY版教科書の提供を行っています。

「マルチメディアDAISY版教科書」とは、通常の教科書と同様のテキスト、画像を使用し、テキストに音声を同期させて読むことができるものです。ユーザーは、音声を聞きながらハイライトされたテキストを読み、同じ画面上で画像を見ることもできます。

主な対象者は、読むことに困難がある小学校、中学校の児童、生徒たちになります。これまでに50冊ほどの教科書を製作しておりますが、中心となるのは国語で、現在出版されている小、中学生向けの国語の教科書はすべてDAISY化しております。その他、社会、歴史、公民、地理、英語といった教科を、学校の先生や保護者の方などからの依頼に合わせて製作しています。

(※)2008年9月に施行された「教科用特定図書普及促進法(教科書バリアフリー法)」と「著作権法第33条の2」の改正により、出版社等へ通知することで、一般でも「拡大教科書」や「マルチメディアDAISY版教科書」が製作できるようになった。

マルチメディアDAISY版教科書「ごん狐」の写真
※画像2 マルチメディアDAISY版教科書「ごん狐」

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