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AMラジオ利用の音声案内システム「てくてくラジオ」(1/6)

1. 「てくてくラジオ」ってどんなものですか?

発信器とAMラジオがあればいい

「簡単に言うと、AMラジオを端末機器として、発信器から出される電波をキャッチして、音声情報を得ることができるシステムです。5.6cm×6.1cm×2.8cmほどのサイズのAM微弱電波音声発信器が本体で、これを設置しておけば、みなさんがお持ちのAMラジオで音声情報を聞くことができます。」

発信される微弱電波を受信

「例えば、商店街の店舗に発信器を設置して、お店の案内を商店主が発信器に吹き込む。視覚障害者の方々が持参の携帯ラジオを持って通りを歩いていくと、ラジオから店主の声で『ここは○○パン屋です。ちょうどクリームパンが焼き上がったところですよ。』などといった声が手もとのラジオから聞こえてきます。役所内なら、各施設や窓口に発信機を設置しておくと、その前を通ると『ここはトイレです。』『ここは戸籍課です。』といった音声情報が流れるわけです。

発信器にはラジオが反応する周波数が設定されており(1620khzが標準。変更は可能。)、発信器に音声を録音して設置すると、携帯電話より弱い微弱電波を発信。発信器から約2〜3mの範囲で、AMラジオでその電波を受信することができるのです。」

各箇所の機能や使い方を解説した図【図の内容】
AM微弱電波音声発信器の説明

発信器とAC電源の写真
「てくてくラジオ」発信器

音声による情報案内システムはすでにいくつかありますが、現時点では広く普及しているとはいえません。もっとアクティブに外へ出かけたいと考えている視覚障害者も多いのに、生活情報に利用されている点字の識字率は1〜2割くらいというのが現状だそうです。音声情報・音声情報装置がさらに普及することが求められているようです。

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