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講義を字幕化し聴覚障がい者をサポート「モバイル型遠隔情報保障システム」(4/4)

4. 普及への課題と今後の展開

今回お話した「モバイル型遠隔情報保障システム」を、2010年は無償提供し多くの利用者に実際に体験していただくことができました。

しかし、「モバイル型遠隔情報保障システム」を導入・普及させるためには、現時点では利用したい場所での電波状況がネックとなります。
遠隔情報保障を導入する際には、事前にチェックを行い、電波保障がなされた場所を利用する、またはマーク表示するなどの工夫も必要かもしれません。
ほかにも、実証実験でわかった、マイクから離れた音声については聞き取りが困難といった課題も残されています。

これからも様々な環境での実証実験を重ね、さらに使いやすいシステムを提供できるように改善していきたいと考えています。

今後も、聴覚障がい者にとって、より情報保障を受けやすい社会づくりを目指し、いつでも気軽に利用できる環境の整備を進めることで、障がいを持つ人々にITで夢を支援する活動を続けていきたいと考えています。

取材日:
2010年11月
取材協力:
ソフトバンクモバイル株式会社
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

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