ナビゲーションをスキップ

サイトマップ - ヘルプ - お問い合わせ
 
 
現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者の現状と課題 > 夢をあきらめずプロ野球の道へ

夢をあきらめずプロ野球の道へ
〜横浜ベイスターズ・石井裕也さん〜(2/4)

2. 社会人野球時代の印象的な出来事は

三菱重工横浜に入社して、社会人野球を始めた当初は、やはりコミュニケーションに苦労しました。補聴器はあるものの、どうやって話をしたらいいのか、わからないことが多かったです。でも、ここでも先輩方が積極的に話しかけてきてくれました。コミュニケーションがとれるようになってきてからは、そんな心配はなくなりました。

都市対抗野球大会は、三菱重工横浜のチームとしては行けなかったのですが、僕は相手チームの補強選手に選ばれて、東京ドームで試合をしました。すごく緊張しましたが、東京ドームという舞台で投げられたことは嬉しかったです。相手チームの選手たちとも仲良くなってもらえましたし。いい経験になったと思っています。

プロに行きたいという気持ちは、もちろんありました。幼少の頃から、昔で言えば太洋ホエールズ、今の横浜ベイスターズの大ファンで、ファンクラブに入ってしょっちゅう試合を見に行っていましたから。いつかはベイスターズで野球をやりたい、というのが、僕の生涯の夢でした。

ただ、正直なところ難しいだろうな、と思っていました。それが、中日ドラゴンズからドラフト指名されたときは、本当にびっくりしました。チームは違えども、ついに夢がかなったのです。嬉しかったけれども、そのときは驚きの方が強かったように覚えています。

ページの先頭に戻る

前へ 目次へ 次へ

 

以下は、このページの奥付です