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ASPによって広がる「公共施設予約システム」の可能性(4/5)

4. 東日本大震災以降の課題や改善点

未曾有の大震災が発生した直後、多くの場所で連絡が取れないといった問題が発生しました。地方自治体も被害に遭い、システムが全面的に停止してしまったことが原因のひとつにあげられると考えられます。そんな中、アクセスの集中によってつながりにくいといった状況は発生しましたが、ASPは正常に作動していたことがわかりました。機器を二重化し、さらにデータセンターで常時有人監視することで、停電・地震・火災などに対しても万全の体制で対応できるのです。

このメリットを活かし、当社ではASPを利用した緊急時の初動対応ツール「対策本部」の提供を開始しました。このツールには、従業員への一斉メール配信や回答受付から現場状況を把握し、地図や表に集約できる機能が備わっています。そうして集約した情報から被害状況の把握や安否確認を行い、次の行動につなげることができます。

こうしたツールを「公共施設予約システム」と連動させることで、より地域に密着したサービスの提供も可能です。すでに「わが街ガイド」というASP地図情報配信サービスを利用することで、公共施設予約システムと地図情報を合わせた住民サービスの提供も始まっていますので、こうした技術をうまく災害時に応用していきたいと考えています。

上記はあくまで一例ですが、今後は被災地から当時の状況をリサーチしながら当社の製品に反映させていく予定です。

公共予約システムとわが街ガイドの連携のイメージ写真
公共予約システムとわが街ガイドの連携のイメージ

 

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