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ASPによって広がる「公共施設予約システム」の可能性(3/5)

3. 利用方法やバリアフリー機能について

本システムは、パソコンに不慣れな方のために、なるべく少ない行程で予約が完了できるように設計されています。

具体的には、施設・部屋を選択、日にちを選択、時間を選択、ID・パスワードを登録、申請、確認、完了といった手順です。しかし、単純にステップ数を少なくすれば使いやすくなるわけではありません。一画面に入れられる情報量も限られていますので、さまざまなことを考慮しながら最適な行程を考えて構築。さらにマウスだけ、もしくはキーボードだけで操作できるよう画面もシンプルでわかりやすく設計しています。

他にも、複数施設や複数日を一度の操作で予約したり、過去に予約した施設を表示する「パーソナライズ機能」や、一画面で素早く検索し、少ない操作で予約の手続きが行える「パワーユーザー画面」といった機能も充実させ、利用者が常に「自分の設定」でより簡単に手続きを進められるようにしています。

複数施設を選択する際のイメージ写真
複数施設を選択する際のイメージ

上記に加え、より多くの方にご利用していただくためにバリアフリー機能も充実させています。

たとえば、ワンクリックで画面表示色を変更できる「画面表示色の変更」の機能もそのひとつ。特に色弱の方は「見えやすい色」「見えにくい色」「組み合わせによって見えなくなってしまう色」などがありますので、白・黒・黄色・緑などを織り交ぜた4パターンから見えやすい文字色や背景色を選択できるように設計しています。

さらに、全盲の方のために「読み上げブラウザ用画面」も用意しています。こちらの機能は、音声読み上げソフトが正しく起動するか確認した上で、実際に目の不自由な方のご協力をいただき完成させているため、一画面の中に選択肢がいくつあり、その先にどのような選択があるのかが非常にわかりやすく設定されていると思います。

他にも、高齢者や目の不自由な方でも無理なく使えるよう「文字サイズ変更」の機能を搭載したり、日本語が読めない外国人のために「外国語表示機能※」も用意しています。

公共施設の予約を管理するサービスである以上、少数であっても利用できない人が発生するのは本望ではありません。そうした意味でも、導入から約7年間、今日まで変わらずご利用いただいていることが、本システムの利便性を物語っていると思います。

※英語・韓国語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)を提供
英語・韓国語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)を提供している写真
色は全4パターンから変更可能

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