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現在位置: トップページ > トピック記事 > 情報バリアフリー全般 > 人の不自由さを助けて幸せにするロボット技術で未来をつくる

人の不自由さを助けて幸せにする
ロボット技術で未来をつくる(1/5)

1. ロボット研究の現在について

ロボットは3つの要素から構成されています。センサーで人や環境など外界の情報を収集し、コンピュータで情報処理を行い、モーターでボディを動かすのがロボット技術です。収集した情報をもとに人間がこうしたいという命令を付加して、ボディを動かします。
ロボット技術はロボットだけでなく、家電製品などさまざまなところで使用されています。たとえばデジタルカメラは、カメラがまわりの風景を解析して情報収集し、風景を自動で判別して切り替え、カメラのレンズを制御しています。

現在、経済産業省が進めてきた次世代ロボットの実用化プロジェクト、共通基盤開発プロジェクトや知能化技術開発プロジェクトなどにかかわっています。経済産業省が国家戦略として2015年からの10年間を「本格普及段階」としているのですが、そこを目指して、さまざまなロボットのプロジェクトが動いています。ロボットもパソコンのように部品を規格化すれば、いろいろな家電メーカーがロボット業界に参入できるようになります。そのためにロボットのモーターを動かす回路、センサーやコンピュータの規格の開発などにかかわっています。

名刺くらいのサイズのドライバ1個で電動スクーターのモーターが2つ動かせるようないままでにないドライバも開発しました。このドライバは線で数珠つなぎにつなげられるので、たくさんのセンサーとモーターをつなげたものを作ることができます。ボディは人間型でも車型でも好きな形のものを開発すればよいのです。部品を規格化することでロボットが作りやすくなります。

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