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ホームページのアクセシビリティとユーザービリティ (2/7)

2. 「ウェブコンテンツJIS」の果たした役割は?

初めて具体的手法が示された

JIS規格によって、具体的な取り組み手法が示されるようになり、やっと何をすればいいのかが分かるようになりました。Webアクセシビリティは、JIS X8341では1番から5番まであります。こういうことが必要だというのは誰でも考えることです。しかし、今まで具体的に見えるものがありませんでした。具体的指針が示されることで、マスコミも興味を示しますし、興味を示した人は実際に取り組む事ができます。やみくもにどこかの団体や学者が主張しているということではなく、一定のディファクトスタンダードを示されているので、取り組む意義や価値が社会的に見出されるようになったかなと思います。

ただ、プライバシーマークのような制度にまでならないと、取り組んでも評価されないということになってしまいます。情報バリアフリー度に関する認証制度がないので、配慮ができていれば社会的責任を果たせているのかなど、はっきりしない面があります。例えば、プライバシーマークを取れていれば個人情報保護に関してコンプライアンスができている、遵守しているからサービスの品質として安心できるというメリットがあります。それに対して、WebコンテンツのJISをクリアする価値がまだまだ弱い、インセンティブが働いてないと言えるかもしれません。

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