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誰でも使える地方公共団体ホームページの実現(その1)(5/5)

5. 実証評価における実際の効果はいかがでしたか?

ワークシート類の効果や問題点の把握は、実施団体へのアンケートやヒアリング等を通じて行いました。

「ホームページ・リニューアル等実施手順」を実施することで、リニューアルの契約仕様書においてウェブアクセシビリティ対応を行うことが明確にされるなど、仕様書作成段階での有用性が高いということが確認されました。また、実施に携わった職員のウェブアクセシビリティへの認識を高めるなどの効果もありました。

実際に活用された「基本検討シート」等のワークシート類については、使われている用語等が難しいとの指摘がありましたが、これについては、できる限りわかりやすい用語への修正や、用語解説、参考となる関連資料の紹介などを追加しています。

一方、「簡易点検ガイド」については、わかりやすいという評価が得られ、予備知識のない職員にも使える手引書として有効であることが確認できました。

また、「障害者・高齢者による評価手順」を用いたユーザー評価については、モニターに対する操作課題をはじめとし、より具体的な例があった方が良いとの意見がありましたので、課題の例や観察のポイント等を段階的に分かりやすく示すことにしました。なお、それぞれの地方公共団体とも、ユーザー評価のために現場に立ち会い、障害者や高齢者の利用シーンを目の当たりにし、ウェブアクセシビリティへの認識を新たにするなど、有意義だったようです。

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取材日:
平成17年12月20日
取材協力:
総務省 情報通信政策局 情報通信利用促進課 企画係長 岩崎未希子氏
岩崎未希子氏の写真
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

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