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アクセシビリティを高めるための診断ソフトウェアツール群の提供 (富士通) (4/4)

4. 今後の取り組み

おかげさまで、これらのソフトウェアは、多くの方々から好評をいただいているようです。ウェブアクセシビリティ診断についてだけではなく、例えば「カラードクター」のパワーポイントにおける活用などは、想像以上の反響をいただきました。

色の配色というのは、なかなか難しい世界です。プレゼン資料のように、どうしても白黒印刷で配布する機会が多くなるものについては、色の識別が苦手な方だけではなく、どのような人が見たとしても「見にくい配色」というのがずいぶんあると思うのです。そういうチェックにも役立った、という声をいくつかいただけたのは、開発側としても嬉しい限りです。

ウェブインスペクター(WebInspector 5.1)」のJIS X 8341-3:2010への対応については、対応表を作成し、ホームページ上で提供しています。また、JIS X 8341-3:2010に対応した「ウェブインスペクター(WebInspector V06)」も既に開発済であり、今後、希望されるお客様に対する診断サービスとして提供していければ、と思っています。

ウェブインスペクター」をはじめとする、ウェブアクセシビリティに関するソフトウェアの開発やサービスの提供は、今後も続けていく予定です。特にこれからの時代は、障がいのある方や高齢の方、誰もが使うことができるウェブサイトがますます求められます。富士通では、UD、そしてウェブアクセシビリティへの取り組みを通して、ひとりでも多くの人が生き生きと活躍する社会の実現を目指していきたいと思っています。

取材日:
2011年2月
取材協力:
富士通株式会社、富士通デザイン株式会社
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

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