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現在位置: トップページ > トピック記事 > ウェブアクセシビリティの取組事例 > ホームページのアクセシビリティ確保について(東京都三鷹市その3)

ホームページのアクセシビリティ確保について
(東京都三鷹市その3)(2/5)

アクセシビリティ確保のためのユーザー評価を実施

2. ユーザー評価の設計方法について教えてください。

ユーザー評価を実施するにあたっては、まずユーザーの対象設定や、課題(タスク)の内容について検討しました。

障害特性や高齢者の割合などをどのようにするのが適切なのかなど、こちらが判断に困ってしまうような部分については、委託先からの提案をもらうなどして話し合いを重ね、対象やタスクを決定しました。

ユーザー評価の1回目(2回実施予定、2回目は取材時未実施)については、全盲の方、弱視の方、肢体不自由な方、高齢者(男女)の全部で7人にお願いしました。

タスクについては、モニターとなっていただいた方が障害者や高齢者ということを配慮して、無理のない範囲で効果的な結果の出るように設定しました。タスクを実行する中で、読み上げソフトで読み上げられるかなどの基本的なアクセシビリティの確認をはじめとして評価をお願いしました。

(タスクの例)

ユーザー評価をお願いしたモニターの方には、自宅でふだん使っているパソコンを使ってテストをしてもらいました。その際、必ず補助員がついてタスクを実行しました。補助員は、モニターがタスクを実行しているうちに、三鷹市のホームページとは別のページにはずれてしまい、方向が違ってきた場合などに軌道修正をしたり、モニターの観察などを行いました。

ユーザー評価をタスクだけを与えて漠然と行ってしまうと、三鷹市とは関係のないページで情報収集をしてしまったり、アクセシビリティとは違う内容に関する意見など、ポイントがずれてしまうことがありますが、補助員がつくことで軌道修正を図れたので、アクセシビリティにポイントを絞ったコメントを評価としてまとめることができました。

これから実施する第2回のユーザー評価では、基本的なアクセシビリティの確認に加えて、使い勝手に関する評価についてもコメントをもらう予定です。

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