ナビゲーションをスキップ

サイトマップ - ヘルプ - お問い合わせ
 
 
現在位置: トップページ > トピック記事 > ウェブアクセシビリティの取組事例 > ホームページのアクセシビリティ確保について(東京都三鷹市その2)

ホームページのアクセシビリティ確保について
(東京都三鷹市その2)(5/5)

アクセシビリティ確保のためのリニューアルの基本設計

5. 職員に向けて周知徹底されたいことの一例を教えてください。

音声読み上げソフトを利用されている方にとって、情報がうまく読み上げられなかったり、ブラウザによって表示されなかったりすることなどがあります。システムでは補完できない部分のうち職員に配慮してもらいたい一例を紹介します。

音声読み上げソフトが認識できる文字入力の方法を徹底する

たとえば、一つの単語の中にスペースを入れてしまうと、音声読み上げソフトを使用している場合、作成者の意図したとおりに読み上げなくなります。

また、スラッシュを使って月日などを表現したり、「¥」などの記号を使った場合も同様です。

例【図の内容】

文字入力については、ページを作成する職員レベルで徹底する必要のある項目です。

入力の際に注意するべきことはいろいろあるのですが、研修などでの周知や手引書の確認をすることで間違いなく入力していけると思います。

丸数字など機種依存文字は使用せず、共通で使用できる記号類を使用する

WindowsやMacなどOSの違い、Internet Explorer やNetscapeなどブラウザの違いなど、障害のある人が使用する支援ソフトの違いなど、使用環境は人によってさまざまです。機種依存文字は、使用環境によって正しく表示されないことがあるので、使わないように徹底していきます。たとえば、Windowsで入力したデータがMacでは下記の例のように表示されます。これもページを作成する職員レベルで徹底する必要のある項目です。

例【図の内容】

PDFファイルの使用は必要最小限にする

PDFファイルは便利ですが、音声読み上げソフトへの対応がまだ十分ではありません。ですので、三鷹市では、分量の多い冊子や申請書など、利便性などの観点からやむを得ない場合に限って使用するようにしています。また、PDFファイルを使用する場合には、その内容の概略や問い合わせ先など、なるべくhtmlでの情報提供もあわせてするように話をしています。

役所は書類が多いところなのでPDFファイルが多くなってしまいますが、このような対応をしていく予定です。

ページの先頭に戻る

取材日:
平成18年9月28日
取材協力:
■東京都三鷹市
Webサイト http://www.city.mitaka.tokyo.jp/
今野さんの写真
企画部秘書広報課広報係主事 今野さん
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

ページの先頭に戻る

前へ 目次へ

 

以下は、このページの奥付です